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きなこのどうしようもない音楽語り場です。
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4月にアナログレコードプレイヤーを買ってから早4ヶ月。
ようやくレコードに針を落としました。
再生したレコードは、plentyの7inchアナログシングル「体温」(2015)です。



まず、きなこが購入したレコードプレイヤーはIONのMax LPです。
これはレコード初心者にも使いやすく、比較的手に取りやすいお値段、
ヘッドフォン出力端子や、PCやスマートフォンに録音できる機能がついている、
タワーレコードで取り扱っていた唯一のレコードプレイヤーです。

まーあ、きなこはレコードプレイヤーいじるの初めてですよ。
実家にもなかったし。ほんとに触れるのが今回初めて。
海外製のプレイヤーなのか説明書も英文で、唯一日本語の紙に書いてあった
各部の名称を頼りに動かせそうなとこ動かしてみたり、「Max LP 使い方」で検索してみたり。

↓以下、試行錯誤

・電源どこやねん。あ、背面にあった。
・針先にプラスチックのカバーついてるけど外すべきよね(外す)
・針のついてる棒(「トーンアーム」というらしい)を持ち上げたら回りだすレコードに驚く。
・針を落とす位置を知らず、とりあえずレコードの内側に針を置いてみる。→曲始まらない。
・逆か。外側に落とすのか。(外側に落とす)
・新田さんが言ってた針落とした瞬間の「プチッ」って音はこれのことか。
・音流れた!

音質はCDとは全くちがいました。レトロ。音はトゲトゲしていなくてとてもなめらか。
「♪上を向いて歩こう / 坂本九」「♪リンゴの唄 / 並木路子」の時代のものかと思わせられ、
もうボーカルの江沼さんは現存していないんじゃないかという錯覚に陥り
もの寂しい気持ちになったりします。
遠いところから流れているような、カセットテープにちょっと近い。

江沼さんもインタビューでおっしゃってましたが、
レコード(今回の7インチ)は収録時間が短いから、針を落としたらうろうろできない。
曲をかけているあいだじっくり曲を聴くしかない、と。
きなこもレコードの前でじっと、時折目をつぶりつつ、残りの溝の幅で
「そろそろ曲終わっちゃうんだな」と視覚的にも楽しみつつ、
1曲終わったら「B面」にひっくり返してまた針を落として。また「A面」に戻して。
曲の終わりはあれど、聴き終わるかどうかは自分自身のさじ加減なのがとてもいいなと。

今回のplentyの楽曲(特に「♪体温」)が、いままでアナログを聴いてきた自分が
どういう曲を聴きたいか、アナログでどういう曲を聴かせたいかを意識して作られた曲で
すごい、アナログ愛を感じました。お若いのに。音楽大好きなんだな。

アナログシングルでリリースされた「♪体温」、「♪シャララ」、そしてCDでリリースされた
シングル「♪よい朝を、いとしいひと」「♪さよならより、優しいことば」の感想は
改めて吐き出したいと思います。すーごい爆笑したんだぜ←

正直、音の立体感や鮮明さはCDやデジタル音源のほうがあると思います。
「アナログレコードいいよ!おすすめ!」と言うつもりもないし、責任もないけど
とりあえずきなこのレコードを聴いた感想はこんな感じです。
まだ1アーティスト1枚しか聴いていないので、今度は別のレコードを聴いてみたいですね。
どどーんとアルバム(12インチ)とかね。

好きなアーティストさんのリリースがきっかけで、新しい聴き方を知ることができて
よかったと思います。

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